ささやかなおおごと

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介護:昔のようでレトロなようで今な手作りテーブル。

父が、イスに登って高いところのものを取ろうとし、背中から落ちた。

一ヶ月の入院のあと、家に帰ってきたのだが、急遽たたみの生活をベッドとテーブルの生活に変えなければならなくなった。

 

整形外科の担当医からの大きな助言だった。それまで、頑としてたたみにフトンの生活を固持してきたが、ここへ来て、自分の選択ではなくて半ば強制的にそうなることになった。

 

テーブルもあまり選んでいられない(じっくり)し、そうかといって、部屋の広さやいままで使っていたなじみのある大きさ、広さ、寸法、サイズもあるし、で悩んで悩んで(仕事そっちのけ、介護そっちのけ、病院見舞いそっちのけ)で検討を重ねた結果、このテーブルに決定した。

 

手作りなので、細かく細かくサイズ指定ができ、高さも変えられる。

うちでは、大きさも通常のダイニングテーブルよりも小さめで、高さも低めの650mmにした。

 

色もたくさんの中から選べる。塗りの見本も送ってくれる。至れり尽くせり。

さらに何度かメールで質問もさせていただいて、その都度、とても丁寧なお返事をいただいた。やはりそこでも信用がすくすくと育っていたのだと思う。

「このお店なら、ちゃんとしたテーブル作ってくれる(ハズ)」

 


 

 

作ってもらうので、とても長く待たなくてはならないだろうから、早く(急いで)注文せねばとあせったが、記載されているよりもだいぶん早くできあがって、とても助かった(父の退院に間に合った)。

 

質実剛健で、学校の机のようなしっかりしたもの。父も大満足。

ちゃらちゃらしたところがないのも、かえってどんなインテリアでもそれなりに似合ってしまう、ナチュラルさの共通項のようなものがある。

もうひとつ(三つ目、ちなみに一つ目がサイズ・高さのフレキシブルさ、二つ目が外見・姿形・スタイル・材質)、この自然のあたたかさ、風合いのほかに、選ぶときに吟味したのが安定感だった。

なにかにつかまって立ったり座ったりする状態は、たぶん、これからも続くだろうし、自立歩行できるようになっても、またすぐにどこかに支えられるようなところがあるとよいと思っていたので、そういう意味でも、とても頼りがいのある風体。

愛嬌があって、もうすでに長く使ってきたようななじみ感がある。

最後(四つ目のポイント)は、価格。一見高いかと思いきや、ほかのものもさんざん調べてみたことから言うと、このランクでこの価格はまずない。もっともっと高い。そして、このくらいの(サイズ・使う用途=ダイニングテーブル系、いま度)の範疇ではこれはかなりお買い得だと思った。

 

ここのお店 WOODPRO

 は、園芸関係の木材製品も多くて、見ているだけで楽しい。もう欲しいものがいくつかあってうふふだ。買い物かごに入れるのが趣味。