お風呂の掃除は大変です。
ぎっくり腰を繰り返すようになり、りっぱな慢性腰痛へ進化しました身体としては、なんとしてもあの中腰をなんとかしたかった。
この問題を解決し、おかげさまで、いまは、楽しく、毎日、お風呂の掃除をしています。
で、その解決方法は、こちらの記事に書きました。
このメソッドはほんとうに気に入れば画期的にお風呂掃除が楽になります。
今回は、もう一歩踏み込んで、実はこういうところもお風呂の掃除が嫌いなポイントだったという話と、その解決した方法をご紹介したいと思います。
お風呂掃除といえば、中性洗剤というか、合成洗剤というか、どっちにしろ洗剤というか、そういった「汚れを落とすなにか薬品のようなもの」(たとえオレンジ原料の洗剤であろうが、ヤシの実洗剤であろうが、ミヨシであろうがミツワであろうが)を使用していくのが一般的です。
あのようなものたちを使用した後の、その成分のなんとなく残留感がとても嫌いで。
スポンジなどで洗ってから、流しても流しても流してもなんとなく残っている感じです。
どうでもいいや、きれいになっているのだから、と思えばいいのでしょうが、湯船などだと特に、
残っていたら身体によくない
気持ち悪い
と思って、いつまでも水で流したり、気になっていました。
たとえば、泡切れがいい、という洗剤などの謳い文句のがあったとしても、洗剤成分がすぐなくなるのかというのと、泡切れ(泡が消える現象)とイコールかどうかという問題が(たぶん違うような)あるのと、それとは別に、わたしがとてもイヤだと思う現象があり、それは、
いつまでも感じるぬるぬる感
でした。
これがある限り、お風呂掃除は苦痛であり続けるのだろう、と思っていたので、これらの薬剤を使用しないで済む、上記でご紹介した方法があるのですが、
この方法だとこんどはまったく使わないので、衛生面ではどうかなと思って、
アルコールの最近出ている、おもしろいネーミングのこれを使用していました。
ずばり「あちこち用」(小さく書いてあるけどインパクトのある識別ネーム)なので、あちこちに使っています。便利です。
最近は、商品がとても多いので、どれがどれだかスーパーでもドラッグストアでも判別・識別できないくらいになってしまっています。
ですので、なにかよっぽどうまく伝わるネーミングではない限り、ヘタにネーミングをつけるよりも、こうしたストレートな、およそ名前にはならないであろうような単なる題名のような
「アルコール除菌」
これはなんですか、「アルコール除菌」です、とわかるような商品パッケージおよびネーミング?が逆にわかりやすいようになってきました。
けれども、そうこうしているうちにあっという間に似たような商品が出てきて、さらに競合も多く存在するので、これだけだとほかの商品と差がつかず、「アルコール除菌あちこち用」を買いに行ったのに、ほかのアルコール除菌を買っていってしまい、ほかのアルコール除菌を買ったということにも気づかず、さらに詰め替え用もほかのアルコール除菌を入れて、なにになにが入っているのかも、だれにもわからないけど、中身はアルコール除菌であろうスプレーになるという悪魔の連鎖になっていく恐れがあります。
ので、ここで、
「あちこち用」
というすごいサブネーミングをつけ、差別化しています。
うまいと思います。わかりやすいので、買いやすい。
話を戻しますと、それで、アルコール除菌を使っていましたが、この商品は、利点と難点がほぼ同じことになっているという特殊な商品で、
利点はともかく(同じですが)難点は、
成分がアルコールだけだ
ということです。
だから、使った感、手応え感がないのです。
シューッと吹き付けて、ほんわかアルコールの香りがしますが、それで終わり。
う〜ん、きれいになったのであろうことにして、お風呂掃除は終了でした。
ところが、ひょんなことから、すごいお風呂掃除用の「もの」を見つけました。
察しの良い方はもうおわかりかもしれませんが(察しにはあまり関係ないかもしれませんが)それは、リステリン。
このお口をゆすぐ薬をお風呂掃除に使うという方法です。
そうやって掃除をしているひとが世界にはけっこういるかもしれませんと思うくらいすてきな方法だと思います。
リステリンはご存知のように、口腔内お手入れ商品(洗口液というらしい。医薬部外品)です。
リステリンはお口くちゅくちゅ(古いですか?)には刺激がとても強く(わたしには)て、通常の使用法としては無理なのですが、お風呂掃除には大変向いているのではないかと気づいたのです。
まず、安全性が高い(と思われる)。
さらに、大変に殺菌力が強い。
口腔殺菌分野では、大昔から一目置かれていて、昔は薬(外科手術用の消毒薬)だったそうだし、口腔以外でも、実はあの水虫にも効くと言われている(洗面器に原液をため、水虫足を入れて浸しておく)ようで。
だから、いいんじゃないかと思いまして。
洗剤でもないし、ぬるぬる感もない。
リステリンはたくさんの種類がめまいがするくらいに出ていますが、どうせ掃除に使うのだったら、なるべく強力(であろうと想像される)な、元祖「オリジナル」というのが良いのではないかと判断し、いまのところ他の種類にぶれずに愛用しています。
さわやかな香りもひときわ強く清々しいこれです。
ジョンソン&ジョンソン Johnson&Johnson 薬用リステリンオリジナル(1000ml)〔マウスウォッシュ〕
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お風呂掃除の前にお風呂全体にリステリンを吹き付けます。
わたしは、先にご紹介した、「アルコール除菌あちこち用」のスプレーにリステリンを詰め替えて使用しています。
これは、もしも、もしも洗い残しがあったとしても、けっこう安心です。
ぬるぬるもせず、お風呂の掃除あとのさわやかな感じも、お風呂の掃除をした達成感とともに満足度が高い。
さらに、これを拭き掃除にも応用しています。
洗面所の床、キッチンの床、シンクなどなど、とってもさわやか。
台ふきん(最近はダスターって言う)にもシュッ。
この方法の決め手は、口の中の殺菌剤なので、口に入っても、皮膚についても安心だという安心感です。
さらに、清潔感と、と香り(掃除した証拠感・達成感)もしっかりとあります。
掃除のほんとうのコンセプトは、きれいにすること(清潔感)、だけですが、あとのふたつも実は隠れてこだわっていたということがよくわかりました。
おまけ(追記):
リステリンはその後、使用方法が拡大しましたので、追記します。
いまちょうど非常に暑い季節で、毎日毎日汗だくになります。そのときにタオルを濡らしてちょっと身体やらを拭いたりするかと思いますが、そのときの濡れタオルにシュッとリステリンを吹き付けると、とてもさわやかな清涼感たっぷりのタオル拭きタイムになります。
その後、この香りはわりあいと早くなくなっていきますので、そんなに残りませんから人と会う前などでも大丈夫だと思うのと、やっぱり殺菌・消臭効果はさすがのものがあります。
このように、ついに人体に使い始めたわけですが(タオルに)、来客時のお手ふき・お絞り(この時期にはちょっと前に作っておいて、冷蔵庫か冷凍庫に入れるとヒンヤリして大変好評)にもシュッとしますとさわやかです。
さらに、生ゴミにもシュッですし、キッチンのゴミ箱にもシュッです。排水口にもシュッ。
最初の頃、キッチンの排水口に試しにシュッしてみたら、あのぬめり感がないことが続くので、びっくりして、ああ、この殺菌効果は半端ない!と感激したことから、掃除全般に使うようになった記念すべき実験がこれでした。
リステリンオリジナルの場合、うす〜く色が付いています。ので、床が白い場合や、タオルが真っ白の場合や、気になる場合はご自身でご判断ください。わたしは責任を負いません、一切(拭いてしまうのと、見た目はまったくわからないような気がしますが、念のため)<(_ _)>