ささやかなおおごと

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冷蔵庫の日々

はてなブログ:「青い海のようなもの」から引っ越してきました。
コメントをいただいた方、ブックマークの方、スターをいただいた方、申し訳ありませんです。

 

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冷蔵庫が壊れた。

修理代、28000円( ̄◇ ̄;)。

 

この冷蔵庫は、実は、7年ほど前に、買ってから2年ほど経ったあとで、突然壊れた前任冷蔵庫に代わってやってきた、代替冷蔵庫。

 

前任の突然の壊れ方はあまりもう覚えていないが、誰が見ても致命的(冷えない)で、修理といってもモーターでしょ、といったような冷蔵庫の根幹部分だったし、もっというと、そういうのはまだ壊れるのには早いでしょう、いくらなんでも、と思った記憶がある。

 

冷蔵庫は、質実剛健、シンプルな形と機能が気に入っていたし、なにより電気屋の5年保証に入っていたから、即修理と思っていた。

 

らば、あっけなく、交換しますということになった。

 

考えるに、もしかして(ほんとうにもしかして)初期不良とかなにかこのロットに致命的な欠陥があるんじゃないのと思わせるくらい、さっぱりした対応で、瞬く間に、新しくて(新品\(^O^)/)ちょっと新しいモデルが来た。

 

の もつかの間、実は、このモデル自体がもしかして(ほんとうにもしかして)欠陥モデルだったんじゃあないかと、その後、気がつくわけだけど、とにかくちょい ちょい壊れるので、5年を過ぎたあとは自費修理になるし、ここ最近は部品の交換もエスカレートしてきて、モーターと外側以外はすべて移植したような、もとの内容とは違うマシンになった。

 

そして、床を水浸しにした悪夢(何回もやってる前科がある。直ってないってこと)、水漏れの激しかった今回は、最高値を記録した修理代金。

 

「できるだけのことはやったし、いっぱい取り替えたし、また具合が悪くなったら、もう終わりッスね」

 

修理に来てくれるお兄さんとは、もう立派な顔見知りだし、はっきり言って、冷蔵庫のことにもけっこうくわしくなってしまった(自動霜取りはやめてほしい)。

 

この人は毎度、一生懸命に修理してくれるし、いい人だと思う(思いたい)。

 

出来の悪いものに、なんとなく不思議な愛着がわく?わかない?

 

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2017年12月21日 追記:

 

今年新しい話題ができた。

 

長い長い、一連の冷蔵庫との戦いは、突然終わった。

 

きっぱりと壊れた。

 

修理のおにいさんはもう親戚に近い。

 

だめっすね、コレ

 

とあっさり言った。

 

さらに、

 

自分で言うのもなんですが、この代わりの冷蔵庫は代替品としてうちから購入しないで、新しく買った方がいいっすよ

 

と助言してくれた。

 

この含みのあるような意味深な「助言」はなんであったか、いまだにわからない部分が多く、もっと言うとあまり考えたくないのだけどつい考える。

 

「代替品」=(壊れたでしょ、だから、代わりに同じようなモデルを購入するわ、という場合のことだと思う。そういう場合は、「もちろん」新品がやってくるのだということなので、じゃあ、簡単じゃないかと言えばそうではない「らしい」ところからこの意味深な助言の解釈が始まる。要するにちょっと市場価格よりも安くしてくれる「らしい」)

 

けれども、いまの市場価格はご存知のようにかなり値引きの幅があり、いろいろなところで吟味検討して購入することが多いのでしょうから、うち(冷蔵庫修理センター経由の代替品購入のこと)だと返って高くなってしまい、意味があまりないっす。

 

のようなことだと推測した。

 

結局、心機一転、あの問題冷蔵庫の因果を断ち切って(処分してもらって代替品云々の縁を引きずらないで)新しく買うことにした。

 

いろいろ検討した結果、地味だけどシンプルで使いやす「そうな」冷蔵庫に決めた。

 

そして訪れた、

 

幸せな冷蔵庫生活。

 

いままでの不具合はなんだったのか。

 

冷蔵庫を購入検討する場合、たとえば、何リットルとか、置く場所のサイズなどが大きな検討材料になり、家族構成や設置の都合などによって買えるものが限定されます。

さらに、予算、冷蔵庫は安い買い物ではないので。

 

そうすると、庫内、いわゆる入れられるものの量とか大きさとかが、いろいろ制限されていきます。まあ、うちだとこんな外観、寸法、容量でしょう、と。

 

そのとき、大きさ(寸法)や容量(リットル)で、だいたいこのくらいの分量の冷蔵庫、と想像しがちです。

 

が、同じくらいのサイズ、同じくらいの容量の冷蔵庫でも、こんなに入る量や大きさが違う(ような気がする)のはちょっとというか大きな驚きでした。

 

あ〜前の冷蔵庫はここら辺にでっぱりがあったからこの段は狭くてあまり入らなかった、

とか

段の可変がすごく思うようにいく(感じがする)

とか

 

そういう具体的な比較なのだと思いますが、

質実剛健な感じの実力勝負冷蔵庫(冷え能力ありますみたいな。でもこっちが壊れたの。。。)と、

使う立場、使い勝手を考えているなあといった感じの帝国ホテルホスピタリティー的冷蔵庫(こっちの方が静かに力強くいまのところ冷えてくれているの)とメーカーの訴求ポイントがよく現れていると思いました(が、結果的には訴求ポイントが裏目に出ていたというかなんというか)。

 

(壊れなければ)コンセプトの違いが明確で勝負的におもしろいのだけど(壊れたので)よくわからなくなった。一見みんな同じような姿形の冷蔵庫で、冷やすという機能も同じだけれども実は中はさまざまなようになっている。

 

よく、カタログなどに、これだけのものがほらこ〜んなに入ります、と並べてある写真がありますが、あれはきちんと見るべきだと(スイカを丸ごと買うかどうかはともかくとして)。

 

今回買った冷蔵庫は、カタログも広告も、冷蔵庫のデザインも性能のうたい文句も(タレント含む)非常に地味。だいじょうぶかなと思うくらい、昔に比べて地味な戦略になっている。

 

実は、いままでの苦闘の冷蔵庫メーカーと、今回購入した冷蔵庫メーカーと、両方とも昔、いろいろ(そういえば冷蔵庫以外)ネーミングや広告戦略を担当したことがあったので、それなりに親しみ感があります(壊れなければ)。

 

両メーカーとも持ち味があって、特色があって、そういうのも(壊れなければ)楽しい。